ベルリン僕らの革命
2004年ドイツ
監督 ハンス・ワインガルトナー
ダニエル・ブリュール
ユリア・イェンチ
スタイブ・エルツレッグ
ブルクハルト・クラウスナー
15年来の親友、ヤンとピーター。二人の秘密は金持ちの家に空き巣に入ること。
金品は盗まず、家具などを積み上げて巨大なオブジェをつくり、張り紙を残す。
『贅沢は終わった~エデュケーター~』と。
自分たちの贅沢は貧しい者や第三国からの搾取の上に成り立っているというメッセージだ。
この二人、革命家なのだ。
ひょんなことからピーターの彼女のユールもこの事を知り、参加することに。
そして、ヤンとピーターの間で揺れる女心・・・押し入った家の主の金持ち叔父さんを連れての逃避行。
この叔父さん、実はもと活動家!転向して今ではブルジョアに。
経済格差や、ワーキングプアなどの着眼点は良いのだけど、ストーリーは陳腐(ゴメン)
三角関係でヒビ入る友情・・・・挫折する革命(っていえるなら)。
そんなんじゃ世界は救えんよ!
結局、『君たちは変わらない』ってメッセージを残して何処に行ったんじゃい!
華麗なる恋の舞台で2004年 カナダ、アメリカ、ハンガリー、イギリス
監督 イシュトヴァン・サボー
アネット・ベニング
ジェレミー・アイアンズ
イギリスの舞台女優、ジュリアは名声を手にしていたが、劇場主でもある夫とは愛し合ってはいるが舞台優先の割り切ってる関係。
刺激もなくマンネリ化した生活にうんざりしていた。
そこに現れた彼女のファンだと言うアメリカ人青年。たちまち二人は恋に堕ちる。
親子ほど年下の愛人に夢中になるジュリア。そして、また瑞々しさを得て輝き始めるジュリアだったが、若く美貌の新人女優が現れ・・・
オトコは盗られ、夫にも浮気され傷つき・・・と思ったら大間違い!!
さすが、大人の女をなめたらいけない、一人の女性である前に女優であるジュリア、決着は舞台で!!
最期の舞台の場面ではスカッと決めてくれました!パチパチ!
大成功の初演パーティーをパスして一人ゆっくり食事をとり、美味しそうにビールのグラスを傾けるのだった。
アネット・ベニングが大人の女性の強さ、可愛さ、したたかさを素晴らしく演じてた。