韓国エリザベート、舞台のセットや衣装・演出など、覚えているうちに感想をUPしてお
きます。
まず、プロローグでは、首吊りロープの下で横たわってるルケーニが呼び起こされ、エ
リザベートについて死んだ人々に話させるのは、どこの国の演出でも共通でしたね。
舞台中央の回り舞台にハプスブルク家の亡霊たち、くもの巣をかぶったシシーの胸像な
どがぐるぐるまわりながら歌いだし、見返りシシーの肖像画が同じく蜘蛛の巣をかぶっ
た中に現れました。
結構な速さで回っている舞台で、歌って踊る振り付けは大変そうです。
そして、跳ね橋の登場。(やるじゃん!韓国)
私が観たルケーニは両日ともパク・ウンテさんだったのですが、ジョンハンさん、チャ
ンウィさん、両トートとの掛け合いは素晴らしかったです!!
全体的に韓国キャストの歌は力強く、ハンガリー版を髣髴させるものがありました。
舞台のセットも、各国版から良いとこ取りしたようで、結構私は気に入りましたよ。
バートイシュルの池(?)とレマン湖の東屋が同じだったり、ハンガリーへの同行を求
める食卓の場面などがマリオネットの演出だったりで、面白いなぁ、と思った場面も数
ありましたが、結婚式の後の舞踏会場面の、柱の奥と前の場面展開を回り舞台を使った
り、よく出来てると思った場面もありました。
舞台全般的には、明るいトーンが多いような印象で、ウィーン版のような青暗い印象と
はまた一味違ったものとなっていたように思います。
今回、三日間観劇予定でいたのですが、一日はトート役にジュンスさんがマチ・ソワで
キャストされていて、チケットを取る事ができませんでした。
最後の望みで、オープンチケットの大分前の時間からキャンセル待ちに並んだのですが
、敢え無く撃沈・・・・
ロビーに流れる歌声だけほんの少し聴いただけでした。